管理人の大好きなモーガンフリーマン解説の「時空を超えて」の

今回のテーマは「パラレルワールド」です。

 

パラレルワールドとは?

パラレルワールドは、別名並行宇宙とも呼ばれています。

基本的な言葉の意味は、【自分が存在する世界と並行して

他の世界も存在している】という意味になります。

 

管理人は、よくあの時別の選択をしていたら?と考えることがあります。

もし別の選択をしていたら、違う世界にいるかもしれません。

 

 

果たして、パラレルワールドは現実に存在する世界なのでしょうか?

それとも我々人類の夢の副産物なのでしょうか?

 

番組では、パラレルワールドの存在の謎を

解き明かそうとする学説が紹介されます。

解明の鍵を握るのは、量子力学の

「粒子が複数の場所に同時に存在することが可能」だとする考え方です。

 

解答は番組におまかせして、管理人は「パラレルワールド」

ラブストーリーとして映画化した洋画・邦画を紹介します。

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洋画・邦画の紹介の前に、パラレルワールドを描いたラブストーリー

なぜ魅力があるのでしょうか?

 

パラレルワールドラブストーリーの魅力

管理人の考えるパラレルワールドの魅力

  • 予想がつかないストーリーなのでワクワク・ドキドキ感が強い
  • 現実世界には実現できない愛の世界を見ることができる
  • パラレルワールドの存在は、ラブストーリー化しやすい
  • ハッピーエンドばかりでない結末に期待が大
  • 自分も別の選択をしていたらと自分に置き換えることができる

邦画の名作パラレルラブストーリーと聞いて

すぐに頭に浮かんだのは、昨年大ヒットしたアニメ映画「君の名は」です。

 

名作邦画「君の名は」

 

 

  • ここは、コンビニも、おしゃれなカフェもない岐阜県の山奥。
  • 高校生の宮水三葉は、神社の巫女をやりながら東京に思いを馳せる。
  • ある日三葉は、その日のことをあまり覚えていなかった。
  • そして三葉のノートには見覚えのない言葉が書かれていた。
  • 「お前は誰だ?」何も思い出せないまま夜を迎える三葉。
  • 宮水神社の娘の三葉は高校生と巫女という二足の草鞋を履いていた。
  • そのため三葉はいつも思っていた。
  • 来世では東京のイケメン男子に生まれたいと。

 

  • ある日、三葉が目を覚ますといつもと違う光景が
  • 見知らぬ男の子の姿になっていたのだ。
  • 三葉は流されるまま身支度をし、迷いながら高校へ。
  • そこはいつも三葉が憧れていた東京での生活だった。
  • 同じ頃、東京の立花瀧もまた見知らぬ土地で目を覚ました。
  • 見知らぬ部屋、見知らぬ声、その身体には二つの胸。
  • それを機に都会の瀧と田舎の三葉は度々その身体を入れ替わる。
  • その入れ替えタイミングは決まって寝た後。
  • そして頻度は週に2~3回ほど。
  • 入れ替わりが続いた2人は、夢ではなく現実の出来事だと気づく

 

  • 三葉、瀧、名前も姿も知りながら会うことは無い二人。
  • アルバイト先の先輩である奥寺先輩との仲を深める。
  • 一方の瀧も田舎の高校生活で男女問わずモテるようになる。
  • 三葉は瀧のデートが気になり、学校を休んで東京へと向かう。
  • しかしそこで出会ったのは、自分のことを知らない様子の瀧。
  • 2人の過ごしていた時間には3年もの時差があった。
  • 2人は時空を超えて身体の入れ替わりが起こっていたのだ。
  • 二人の入れ替わり現象はそれ以降ぱったりと無くなる。
  • そしてしばらく前から地球に接近すると話題になっていた
  • ティアマト彗星が夜空で煌々と輝いていた。

  • 体の入れ替わりがなくなった瀧はある風景の絵を描き続けていた。
  • それは少し前まで瀧が三葉の身体を通して見ていた景色。
  • あれ以来音沙汰が無い三葉を自らの手で探そうと岐阜へ向かう
  • しかし瀧の持つ手がかりは彼の描いた絵だけだった。
  • 岐阜の飛騨のどこかではあることは分かっていたが。
  • それ以上は何も分からないまま日が暮れようとしていた。
  • しかしたまたま入った店で風景を知る人物と出会うことになる。
  • 店主がその絵に写る町の出身だというのだ。
  • そこは3年前の2013年にティアマト彗星の破片が落下し
  • 町ごと消滅していた。今はもう誰も住んでいないのだという。

 

  • 衝撃の事実を知った瀧はすぐにその災害事故に関する資料を調べた。
  • そこには3年前の悲惨な彗星落下事故、犠牲者の名前が載っていた
  • 事故の被害者の中に三葉の名前は載っていた…。
  • 三葉は3年前に死んでいたのだ。
  • しかし瀧はほんの2~3週間前に三葉と繋がっていた。
  • どうしても諦めきれない彼は、一人ある場所へと向った。
  • 三葉の身体の時に訪れた宮水神社のご神体がある祠(ほこら)。
  • この世とあの世の境があるという三葉に大切な場所だった。
  • そこで口噛み酒を飲めばまた三葉と会えると思ったのだ。
  • 立ち上がろうとしたときに足を滑らせてしまう。
  • 瀧が目を覚ますとそこは見覚えのある三葉の部屋だった。
  • そこへすぐに一人の女の子が顔を出す。三葉の妹四葉だった。
  • 瀧は戻ってきたのだ。瀧の目的はただ一つ。
  • 三葉とこの町の人達を助けることだった。
  • 今夜は宮水神社の祭り、あのティアマト彗星が落ちてくる日だ。

 

  • 町の人たちは三葉が逃げろと言っても誰も聞く耳をもたなかった。
  • そこで発電所の爆破、それに伴い緊急放送をかけるのだ。
  • 町の人たちの命が掛かっていたのだ。しかし事は上手く運ばなかった
  • こんな時、本物の三葉の言葉なら聞くのだろうか
  • 今ここに自分がいるのならあの祠には瀧の体に入った三葉がいる。
  • その時三葉は再び瀧の身体で目を覚ました。
  • 何故自分がこの祠にいるのか町を見下ろした時全てを悟った。
  • そうだ、自分はあの日死んだんだ。
  • その時どこからともなく瀧の声がした。
  • 姿は見えなくともその存在を感じることはできた。
  • そして黄昏時(かたわれ時)
  • 二つの時代が重なるこの時にお互いの姿を認識することができた。
  • たしかにお互いの存在を確認した二人。瀧はその想いを三葉に託した。
  • お互いの名前を忘れないようにと、三葉の手に瀧が名前を書き、
  • 三葉が瀧の手に名前を書き始めた瞬間に黄昏時は終わった。

 

  • 三葉は自らの身体に戻り瀧の想いを受け継いで町人の避難を急いだ。
  • その時夢で出会った彼の名前も思い出せなくなっていた。
  • 入れ替わりが終わると相手の記憶がすぐに消えてしまうのだ。
  • たしかに存在する彼の名を、たしかに会った彼の名を。
  • 「あなたの名前は?」。しかし三葉は諦めなかった。
  • ぎゅっと握られたその手には彼の名が書いてある。
  • しかしその手には名前は書いていなかった。
  • ただ一言『すきだ』そう書かれていた。
  • 三葉は立ち上がり再び走った。やっと役場についた三葉。
  • 町長室には祖母と四葉もいた。
  • その後町にはティアマト彗星が落下してしまう。町は壊滅した。

  • 山の上で一晩を過ごし目を覚ました瀧
  • しかしなぜそこにいたのかも覚えていなかった。
  • 5年という年月が経ってからもある事故のことに妙に惹かれていた
  • それは8年前に彗星がある町へと落ちたという事故。
  • 彗星が衝突する寸前に避難訓練が行われ住人は被害を免れた。
  • ただただ毎日を就職活動に追われていた。
  • ずっと誰かを探している。そんな気がしてならない
  • 瀧はある日電車の中でその出会いをする。
  • 乗り込んだ電車の向かいの電車、そこに一人の女性がいた。
  • その女性もこちらに気づきハッとする。
  • そう、彼女こそ探していた人だった。
  • 二人はすぐに電車を降りお互いを探しあった。そして見つけた。
  • 名前は知らない、知るはずの人。「君の名前は?」

作邦画「ぼくは明日、昨日の君とデートする」

「たった30日恋するためにぼくたちは出会った」

 

京都を舞台に繰り広げれる30日だけの恋。

たった30日間、それが二人に残された時間でした。

 

キャスト

南山高寿(みなみやま たかとし)福士蒼汰

福寿愛美(ふくじゅ えみ)   小松菜奈

上山(高寿の親友)       東出昌大

初めは、よくある運命的な出会いから始まります。

京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿は、

いつものように大学まで通う電車の中で彼女と出会い、

一眼ぼれして彼女を追いかけ告白。

何か心が突き動かされるものがあったのでしょう。

 

「メアドを教えて」と言った高寿に

「携帯を持っていないの」と答える愛美。

 

断られたと思った高寿だったが、宝が池に行くと言った彼女に

「話したい」と言って一緒にいくことに成功。

 

「また会える?」と次の約束をしようとした高寿だったが、

それを聞いた愛実はいきなりに涙して高寿にだきつく。

次の約束をすることはできなかったが、

愛美は、「大丈夫また会えるよ」といって去っていく。

 

本当に次の日動物園のデッサンをしている高寿の前に

愛美は現れたのです。

親友上山(東出昌大)から「デートにさそえ」とけしかけられ

高寿は、えみを映画に誘います。

 

鴨川の橋の上で待ち合わせ。

高寿は勇気を振り絞って「ぼくとつきあってください」と告白すると

愛美はうれそうに「はい」と答えます。

 

甘い恋人生活が始まり、二人の関係は誰もがうらやむほど順調。

「やばい、だきしめたくなった」

「だきしめたらいんじゃない」

初めてキスする二人。

 

しかし、愛実には、高寿に隠していることがあったのです。

 

一人暮らしを始めた高寿の部屋に愛実のメモ帳が残されていました。

 

メモ帳には高寿との行動メモが逆順に書かれていました

その時、愛美から電話がかかり秘密が明かされます。

 

愛実は、高寿と別のパラレルワールドから来た人間で

そのパラレルワールドは、高寿たちの世界と時間の流れが逆なのです。

そして、その時間の流れが逆の世界の人間同士が同じ時間を過ごせるのは

「たった30日」だけでした。

 

高寿は、初めて出会ったときから

愛美に対して気になっっていたことが今すべて明らかにされます。

ラストシーンは、駅のベンチに座っている二人

入ってきた電車がでていくとそこに、愛美の姿はありませんでした。

 

「私いい恋人だった?」この言葉があまりにせつなすぎます。

 

名作邦画「今、会いにいきます」

中村獅童と竹内結子が「できちゃった結婚」をした

出会いとなった映画としても注目されましたが、

パラレルワールドの内容もラブストーリーもとても魅力のある邦画です。

 

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秋穂(あいお)家では一人息子の佑司が、18歳の誕生日を迎えていました。

朝、洋菓子店から予約していた誕生日ケーキが届きます。

 

(18歳の佑司)

あの夏、雨の季節に僕たちに訪れた奇蹟は、この森から始まったんだ。

たった6週間の奇蹟だったけど、でも僕たちは確かに、ママに会ったんだ。

13年前、巧(中村獅童)の妻である澪(竹内結子)が病気で亡くなりました。

28歳でした。5年前に生まれた一人息子の佑司が難産で、

澪はそれ以来体調を悪くしていたのです。
澪が亡くなって1年が経ったある日の朝。

「死んだ人はどこにいるの?」と巧に聞く6歳の佑司に、

巧は「アーカイブ星にいるんだよ」と答えます。

澪が遺した絵本には確かにそう書かれてあったのです。

そして、雨の季節になったら帰ってくることも…。

 

あの夏、雨の季節に僕たち二人に訪れた奇蹟は、

たった6週間の奇蹟だったけど確かにあれは、幻なんかじゃなかった。

僕たちは確かに、ママに会ったんだ。12年前に二人に起きた奇蹟を思い出す…。

 

次の日は休日でした。雨が降る中、巧と佑司は近所にある森へと向かいます。

森で遊ぶのが巧と佑司の休日の過ごし方でした。

その森の奥には今は稼動していない工場があり、

そこで巧と佑司は廃工場のドアの前で信じられないものを見てしまうのです。

 

1年前に亡くなったはずの澪が座っていたのです。

「ママ!」と声をかけて走り寄る佑司。

巧も「澪…? 本当に澪なの?」と声をかけます。

澪は記憶を失い、巧と佑司を誰だかわかりませんでした。

 

また1年前に自分が死んだことにも気づいていなかったのです。

巧は澪は自分の妻で、佑司の母であることを必至に説明します。

家に連れて来られた澪は戸惑いますが、家族写真には確かに自分が写っていました。

巧は佑司と二人きりなると、ママが帰ってきたことは

しばらくみんなには内緒にしておくことを約束しました。
翌朝、巧が目を覚ますと澪が朝食を作っていました。

不器用な巧とは違ってきれいに作られた目玉焼きに喜ぶ佑司。

拓と澪はぎこちなく「おはよう」と声をかけ合います。

出かける二人を見送り、「いってらっしゃい」と声をかける澪。

また幸せな日常が戻ってきたことが、巧と佑司には何よりも嬉しかたのです。

 

勤務先と小学校で、二人は元気な姿を見せる。

夕食は澪が作ったカレーライスだった。

「おいしい」とお代わりする佑司と巧でした。

 

記憶を失った澪は、自分と家族のことを知りたがった。

いつ自分たちは出会って、どのような恋を育んで結婚したのか…。

巧は二人のピュアな恋を思い出しなら澪に少しずつ語り始めます。

 

(高2の巧に戻って)

澪は明るくてかわいくて、成績もよくて、模範的な生徒でした。

でも…なんだかいつもどこか不機嫌で、

何かに怒っているみたいで近寄りがたい存在でした。

 

高校2年の時に同じクラスになり、席も隣同士になった巧と澪でした。

澪は銀ぶちの眼鏡をかけた真面目な生徒で、異性には全く興味ない様子です。

巧はそんな澪に惹かれましたが、恥ずかしくて会話すらできず、

二人が交わしたのはただ毎朝の「おはよう」だけでした。

 

 

そんな友達未満の仲のまま高校の卒業式を迎えてしまいます。

巧は体育推薦で地元の大学に、澪は東京の大学に進学することになりました。

巧は卒業の記念に澪からサインを求められ、

『君の隣はいごこちがよかったです』と書きます。

その時に巧のペンが澪のサイン帳の間に挟まれたままになっていました。

 

卒業から半年後、大学1年の夏休み。澪が地元に帰ってきていることを知った巧は、

澪の家に電話をかけようとするが、勇気が出ずに失敗ばかりです。

ようやく連絡が取れたのは大学1年の冬休み。

澪の家に「ペン返してもらえます?」と思いきって電話をかけました。

 

どうでもいいペンだったが、澪にもう一度会いたいための口実だったのです。

そして約1年ぶりに再会した二人でした。

澪は眼鏡を取りコンタクトにしてどこか大人っぽくなっていました。

ごめんなさい、大事なペンを

ううん、いや…いいんだ

え久しぶりだね。元気だった? えそう……じゃ、じゃあ

立ち去ろうとする澪に、後ろから巧は声をかけます。

あのう…コーヒーとか飲む時間ない?・・・・ある

 

自分でもよくそんな勇気出たなって感心しているんだ。

でもまあこうして、記念すべき第1回目のデートが

出会ってから2年半かかって、ようやく実現したんだ

近くの喫茶店に入ると、今までの時間を埋めるように、

巧は次から次へと話し続けた。

陸上のこと、好きな音楽のこと、最近読んだ本の話、

そして澪をずっと見ていたことも。

 

 

初デートの帰り、電車を待つ駅のホームで澪が寒そうにしていると、

巧は「よかったらどうぞ」と言い、自分のコートのポケットに澪の手を導きます。

澪は「おじゃまします」と言ってコートのポケットに手を入れます。

そのポケットに巧も手を入れ、二人は初めて相手に触れるのです。

電車が来ると、澪は「手紙を書きます」と言って二人は別れます。

 

巧の話を聞いた澪は、10年前と同じように、巧の上着のポケットに手を入れます。

その時みたいに、少しずつあなたに慣れていきたい。

もう一度好きになっていきたいの…

 

休日に三人は、森に散歩に行きました。

廃工場で佑司が何かを探している間、ベンチからそれを見守る巧と澪。

もしこのまま…このまま記憶が戻らなくてもいいの

あなたも佑司君も好き。このまま2人と一緒にいられれば、それでいいの

あなたの奥さんでいられればいい

そんなある日の夕方、巧は帰宅した直後に意識を失って倒れてしまいます。

病気を抱える巧にはよくあることでした。

布団に寝かせて看病する澪。

「病気のこと、どうして言ってくれなかったの?」

「君に心配かけたくなかったから」

澪は巧の布団に入り込むみ、 巧は過去の二人の恋の続きを話し始めます…。

実は2度目のデートはできなかったんだ。・・・・・え?

 

僕らは一度別れたんだ。

私たちに何があったの?この体のせいなんだ

巧は高校時代、県の記録を持つ陸上の選手で、

日々トレーニングに熱中していました。

高校の頃からのトレーニングのしすぎで

巧みの体は、少しづつおかしくなっていました。

 

そして大学2年の春、とうとう練習中に突然倒れこんでしまった巧。

いくつもの病院で検査をされて分かったことは、

体をコントロールしている脳の中の化学物質が、

でたらめに分泌されるようになってしまったらしいってことだった。

走ることを取り上げられた。人ごみや乗り物もダメになった

巧みはすべてに絶望し、大学もやめてしまった。

 

巧みは、普通の人ができることの半分も満足にできない。

将来の見通しは真っ暗でした。

そんな僕の人生に、君を付き合わせるわけにはいかない

だから…君の前から静かにいなくなろうと思ったんだ

生活に様々な支障を抱え、大学を中退した巧は、

リサイクルショップでバイトを始めます。澪から手紙が来ても返事は出さなかった。

 

そんな巧を心配した澪が、ある日巧のバイト先にやって来ます。

「もう会えないんだ。でもいつかまた会えるといいね、同窓会とかでさ」

と突き放してしまいます。

たった一度のデートと、47通の手紙のやりとりで僕らの恋は終わろうとしていた

でも…やっぱり君に会いたい。自分勝手だけど、もう一度澪に会いたい

一人で東京に行くなんて、その頃の僕には考えられないくらい

無理な行動だったけど、どうしても我慢できなくて、どうしても、澪に会いたくて

巧は無理して苦手なバスに乗り、東京の澪の大学まで会いに行く。

 

しかし構内で澪は男友達と親しそうに話していた。

やっぱり自分じゃないんだ澪にふさわしいのは…。

そう思ったんだ。僕じゃあ無理なんだって

わざわざ会いに来たのに、巧は話しかけずに帰ってしまい、

それから連絡することはなかった…。

だが夏のある日、突然澪から電話がかかってくる。

もしもし、秋穂君?私…会いに行ってもいい?

ひまわり畑で再会することになった二人。

巧が不安そうな顔つきで待っていると、澪が微笑みながらやって来ます。

もう…なんて顔してるの。だってさ・・・・・

そんな顔しないの だって…僕は、澪にはふさわしくないと思うから

そんなことない、バカね。

 

巧に抱きつく澪。 大丈夫よ。大丈夫私たちは。

なんだか君のその自信に圧倒されて、僕はうなずいていたんだ。

でもその言葉は、君が自分に言い聞かせているようにも思えたんだ 。

 

やがて二人は結婚して、佑司が生まれました…。

澪が亡くなる前に佑司と一緒に埋めたブリキの箱を、

この前森で見つけて持ち帰った佑司。

 

澪が掃除中に見つけて開けてみると、

そこにはかつて二人が交わした47通の手紙と、澪の日記帳が入っていた。

日記には亡くなる直前のことも書かれてあり、自分は1年前に死んでいたこと、

そして雨の季節が終わったら去らなければならないことを知ってしまう…。

自分の運命を知った澪は、佑司に家事を教え始めます。

目玉焼きの作り方、掃除・洗濯物のし方・・・ そして庭にひまわりの種を植えます。

澪の態度を不審に思った佑司は、

「ママは雨の季節が終わったらアーカイブ星に帰っちゃうの?」

と巧に二人きりの時に聞く。

「わからないけど一緒にいられる時間を大切にしよう」と巧。

 

澪は巧の勤務先の同僚・永瀬みどりを喫茶店に呼び出します。

澪が1年前に死んだことを知っているみどりは、澪が現れたことに驚きますが…。

澪はみどりにあるお願いをします。

巧と佑司のこと、お願いできませんか?

私はもうすぐいなくなるんです。雨の季節が終わったら。

え?

だから巧と佑司のこと、誰かに託したくて

彼は生きていくうえでのいろんな力が弱いから

だから誰かに…誰かに託したくて、お願いできませんか? 二人

 

ごめんなさい。私、そんなに立派な人間じゃないので。

二人のことは心配だけど、巧が誰かといるのはいやだ。

他の誰かを愛するようになったらいやだ。ごめんなさい。あ…忘れてください。

 

大丈夫ですよ。心配しなくていいですよ

彼が私を女性として愛することはないです。ありえない。

きっと秋穂さんはあなたしか愛せない。

ありがとう。

 

続いて澪は洋菓子店へ行き、注文していた佑司の誕生日ケーキを受け取ります。

その際に、バースデーケーキを今後12年分予約したいと店主に依頼します。

子どもが18歳になるまで、毎年届けて欲しいと…。

 

その夜、佑司の誕生パーティーが自宅で開かれます

本当は佑司の誕生日は来週だったが、

澪はどうしても今日やりたくなったというので。

澪が作ったごちそうと誕生日ケーキでお祝いする3人。

翌朝。ついに梅雨が明け、6週間の奇蹟が終わりを迎えようとしていました。

いったんは登校した佑司でしたが、

なぜか胸騒ぎして先生に「僕、どうしても帰らないと」と言い、

特別に帰宅を許されます。走って帰宅する佑司。家に着くと澪に抱きつきます。

一方、巧も勤務先で見た天気予報で梅雨明けを知り、仕事を放り出して帰宅します。

しかしすでに澪は家にいませんでした。

 

澪と佑司は森の中を一緒に歩いていました。

廃工場のドアの前まで来ると、澪は真剣な表情で佑司に話し始めます。

 

佑司、ママの言うことよく聞いて、いい?

ママと佑司は今日でお別れなの。さよならしなきゃならないの

(涙ぐむ佑司)澪は佑司を抱きしめます。

 

 

ママ、ごめんなさい。え?

ママは僕のせいで死んじゃったんでしょ?

バカね、そんなふうに思ってたの?  だって・・・・

そんなことない、そんなことってこれっぽっちもない。ママが信じられない?

 

佑司は望まれて望まれて、生まれてきたの。

パパとママは、そのために出会ったのかもしれない。
佑司は幸せを運んできてくれたの。

ママとパパを幸せにしてくれたの。わかる?

佑司、素敵な大人になってね。パパのこと、お願いね 。

 

一方、巧は廃工場に向かって森の中を必死に走っていました。

途中で転んでしまうのですが、それでも起き上がって必至に走り続けます。

澪にいなくなって欲しくない佑司は、

奇蹟が叶うようにと四つ葉のクローバーを探し始めます。

ようやくドアの前に辿り着いた巧。間に合ったね、よかった。澪…

ごめんね。君を幸せにしてあげたかった。

 

でも僕は、澪を幸せにできなかった。ごめんね

何言ってんのよ、よく似た親子だな。幸せだったよ、私は。

ずーっと幸せだった。あなたを好きになってから、ずっと。

 

私の幸せはね、あなたなのよ。

あなたのそばにいられたことが、私にとっての幸せだったのよ

できるなら・・・・ずーっと、いつまでも、あなたの隣にいたかった。

佑司のこと、お願いね。私の分も愛してあげてね
巧は澪の手を握り、スーツのポケットに誘います。

ありがとう。あなたの隣は、居心地がよかったです

そう言い残すと、澪は静かに消えていきました…。

 

「ママ、あったよ!」と言いながら、

四つ葉のクローバー片手にドアの前に戻ってきた佑司。

しかし、すでに母はいなかった。「ママ!」という佑司の絶叫が辺りに響く…。
拓はブリキの箱に入っていた澪の日記帳を開きます。

そこには巧への密かな想いが記されていた。

 

* * * * * 澪の日記 * * * * *

6月24日、今日、私は気になる人を見つけてしまった

なんだか、彼のことを思い出してばかりいるの

もしかしたら、私は恋をしているのかもしれない

1年3組、出席番号1番。秋穂巧。

 

陸上のレース中、ライバルが巧のユニフォームを引っ張って

転倒させる現場を目撃した澪。

あれは明らかに反則だ。納得できない。だけど、自分でも驚いている。

 

私は、なんであんなことをしちゃったんだろう。

巧を転倒させた選手が表彰されている時に、

電源を落としてトラック内を停電させるのです。

 

やっぱり、私は彼のことが好きなんだ。

でも、彼は私の気持ちを全然知らない。いわゆる片思いってやつだ

学級委員の権力を行使して、やっと隣の席になれたのに私は声もかけられない。

それだけで…ちょっと幸せな気分。

 

秋穂君、あなたのことを知りたい。

あなたはなんの本を読んでるの?

どんな音楽が好き?どんな色が好き?どんな…女の子が好き?

私を好きになってはくれない?

 

何も始まらないまま、ついにお別れの日がきてしまった。

どうしよう。どうしたらいいの?

思いきって巧にサイン帳を差し出し「書いて」と頼む澪。

書いてもらった際、巧のペンがサイン帳に挟まれたままになっていました。

 

 

あの時、すぐに追いかければ返せたのに…私は行かなかった。

だって、持っていればもう一度彼に会えるかもしれない。

返したいって電話をすれば、彼に会えるから。電話をすればいい

ペンを返しますって言うだけだ。でも…その勇気が出ない

巧に電話をかけられないでいると、逆に巧から電話がかかってきました。

驚いた。彼のほうから電話をくれるなんて。会えるんだ

これは、幸福を呼ぶペンかもしれない。

 

約1年ぶりに再会し、ペンを返す澪。

だがその用件が終わると「じゃ…」とすぐ別れる空気に。

ダメだ私は、あんなに会いたかったくせに、このまま帰っちゃうの?

それでいいの?澪が歩いていると、

巧が後ろから「コーヒーとか飲む時間ない?」声をかける。

澪は巧に見られないように微笑む…。

 

近くの喫茶店に入ると、巧はひたすら話し続けた。

まるでダムが決壊したみたいに、あなたはしゃべり続けてた。

私は何も話せなかった。でもすごく幸せだったあなたの隣にいられることが。

ずーっとこの時間が続けばいいのに

 

駅のホーム。コートのポケットの中で手を握り合う二人。

あなたの手は、とてもあったかかった。

 

でも春が来て、あなたから手紙が届いた。

たった3行の手紙には『のっぴきらない事情により、

これから先きみへの手紙を書くことができな

くなりそうです。ごめんなさい。さようなら』と書かれていた。

 

巧のバイト先まで会いに行っても、冷たく突き放された澪。

私の幸せは、あなたの隣にいることなのに

ずーっとあなたと一緒にいたい。それだけなのに

本当に私たちは、これで終わりなの?

私は会いたい。秋穂君に会いたい。たまらなく会いたい

巧が澪に会いに東京の大学まで会いに行った際、巧は話しかけることなく帰ったが

そんな巧の姿を澪は目撃していた。

雨の中、「秋穂君!」と言って走って追いかける澪。

その時、横断歩道で車と接触して澪は倒れてしまう。

 

 

巧はそのことに気づかなかった。

車に突き飛ばされたショックで、

なぜか9年後の未来にタイムスリップしてしまう澪。

すべての記憶が失われたまま、そこで一人の夫の妻として、

そして息子の母親として、不思議な体験をすることになります。

目覚めると病院でした。

 

タイムスリップして、6週間の奇蹟の後、また20歳の世界にもどってきたのでした。

多分、誰に言っても信じてもらえないだろう。

自分でもまだ信じられない。

 

二十歳の私は、29歳のあなたに出会い、恋をして、抱かれたの

私は未来へジャンプした。9年後の、雨の季節に私は巧と結ばれていて、

私たちの間には、佑司というかわいい男の子がいた。

幸せだった。幸せな暮らしだった。

 

あなたにもう一度恋をしたわ。でも私は知ってしまった。

本当の私は、1年前に死んでしまっていることを

私は死んでしまう、28歳で。愛する巧と佑司を残して死んでしまうんだ。

私は1年後の、雨の季節に戻ってくると約束して。

 

秋穂君、もし、このままあなたと会わなければ

私は違う誰かと結ばれて、違う人生を送るの?

28歳で死んだりしない未来が待ってるの?

でも私は嫌。あなたを愛しているから、あなたとの未来を知ってしまったから

あなたと会って、結ばれて佑司という子供を産む人生を選びたい。

佑司をこの世界に迎え入れてあげたい。どうしても、そうしたい。

退院した澪は公衆電話から巧に電話をかける。

 

「私、会いに行ってもいい?」

たとえ短くても、愛するあなたたちと一緒にいる未来を、私は選びたい

巧、佑司待っていてください。

 

いま、会いにゆきます――

ひまわり畑で巧と再会した澪。

大丈夫よ。大丈夫、私たちは。私とあなたはずーっと一緒なの

そう決められてるのよ。 決められて? そうたったひとりの相手なのよ

そして巧と結婚して、佑司を生んだ澪…。

 

それから13年後の未来。

佑司が18歳の誕生日を迎え、洋菓子店から澪が予約した最後の誕生日ケーキが届く。

庭には一面、澪が種を撒いたひまわりが咲いていた。

澪の日記帳を見返していた巧は、

佑司に呼ばれると、二人で誕生日パーティーを始める。

届けられたケーキには「18才 おたんじょうびおめでとう ママ」と書かれていた…。

 

まとめ

3作とも涙なしには見ることができませんでした。

本当は、もっと簡潔にまとめたかったのですが、

どこを削っても、ラブストーリーが途切れるような気がして。

 

パラレルワールドが存在して、もし自分が体験することができたとしたら

どんな行動をとるのでしょうか?

相手のことを想いやった行動をとることができるでしょうか?

三作のあらすじを読み返しながら、

そんなことを考えることができた幸せな時間でした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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