結婚は、男性にとっても女性にとっても人生の大イベントです。

管理人は既に結婚してから30年以上経過するのですが、

結婚式の時の誓いの言葉が大好きです。

「その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか。」

誓いの言葉どおりに十分できているとは言えませんが、

結婚式のときに誓った気持ちは本当です。

 

管理人の大好きな、32歳で脳腫瘍のためこの世を去った

広島東洋カープの津田恒美投手の奥様(晃代さん)の手記の中で

まだ学生だった晃代さんが結婚に踏み切れたのは、

大学時代の恩師から

「結婚しなくても後悔するし、結婚しても後悔する。

どちらにしても後悔するなら結婚してみたら。」

と背中をおされて結婚したそうです。

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死後結婚とは

しかし、結婚したい人がまだいなくて

災害や事故などでこの世を去ってしまう人もいます。

 

残された家族たちは無念な思いを抱えながら、

あの世では寂しくないように結婚して、

安らかに過ごせますようにと故人の幸せを願うのです。

 

そして、山形県の村山地方には、そんな遺族の時空を超えた想いを託す

「ムカサリ絵馬」という風習があるのです。

 

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ムカサリ絵馬と死後結婚の関係

  • 「ムサカリ」とは山形県の方言で「婚礼」を意味するそうです。
  • 絵馬には、死者と、架空の相手との結婚式が描かれます。
  • 婚礼の絵馬には和装で家族が揃い、厳かな結婚式を行う様子を描いたもの
  • 白いウェディングドレスやタキシードを着て幸せそうにほほ笑むもの。
  • 絵馬には住所や名前、戒名、そして享年が記されています
  • ただし、実在の人物を絶対に描いてはいけないことだ
    あの世に連れていかれてしまうことがあるからだという。

これが「ムカサリ絵馬」と言われているものです。

「中国では生まれること、死ぬこと、結婚が人生の3大行事と考えられていて、

その中で結婚が欠けていると、あの世に行けないという考えがあるり

日本へ中国文化が伝播したときに、一緒に伝わったのではないか」

と伝えられています。

ムカサリ絵馬のある寺とは、山形県天童市にある若松寺でです。
住職曰く「ここは生きている人から死んでいる人まで、全ての縁を司る寺です」

通称「若松観音」と呼ばれ、縁結びに御利益があるとされているお寺です。

雪に閉ざされた冬でも、良縁を求めて訪れる女性たちが後を絶ちません。

 

本来は、故人の遺族が絵馬を書くのが一番供養になるそうですが、

絵が苦手な場合に若松寺では「ムカサリ絵馬師」を紹介しています。

 

ムサカリ絵馬師:高橋知佳子さん

高橋さんは、

  • 物心ついたときから、霊が見えていた。
  • 語りかけてきたりすることもあるが、襲ってくることはない
  • 不思議と怖いという気持ちはなかった。
  • あるとき、戦争で目を失った親戚の霊が「まなぐめね(目が見えない)」
  • 供養のため、彼の似顔絵を描くことになった。
  • 「せめて、絵の中では目を戻してあげよう」
  • 目を描き込むと、男性はお礼を言って消えていった。
  • 描くことで、救われる魂があると知った瞬間だった

ちょうど同じ時期にテレビでムカサリ絵馬の番組が放送されていました。

  • 故人の霊から絵馬を完成させる絵師の話を聞いているうち、「自分の能力を生かせるし、誰かの役に立てるかもしれない」と興味がわいて寺に電話しました。
  • 絵師が高齢で引退するので「是非お願いします」との言葉もあり、絵師の仕事を始めるようになった。
  • ケント紙や、ボールペン、アクリル絵の具など、画材はごく普通のものばかり。遺族から写真をもらい、頭の中で故人の魂に語りかけながら絵馬を書く。
  • 多くの写真はは沈黙したままだが、中には望みを伝えてくる人もいるという。

絵馬に託した遺族の想いは次のページで!!