正月三が日の風物詩に「箱根駅伝」があります。

今年で93回を迎える伝統のある大会です。

  • 高校野球でいえば甲子園出場
  • サッカーであれば国立競技場の全国高校サッカー
  • ラグビーなら花園競技場

 

駅伝選手にとって箱根に出場するということは

絶対的なステータスであり、

1年間の血と汗の結晶が凝縮している大会です。

 

それだけに、甲子園と同じように

観る者を魅了する何かがあるのでしょう。

 

箱根駅伝を観るためだけに

箱根に引っ越しをした著名人もいるくらいです。

  • 優勝チームはもちろんですが
  • 来年のシード権を得るためのデッドヒート
  • タスキをつなぐことができずに繰り上げスタートとなるチームの無念さ
  • 選考会から出場することの苦難
  • 区間賞をとった選手の晴れやかな笑顔

どれをとっても一級品のリアルなドラマなんですね。

正月三が日に観るに値するドラマだと思います。

 

そんな伝統と素晴らしいドラマの箱根駅伝に

近年『山の神』という新しいドラマが生まれてきました。

「山の神」という言葉は皆さんよくご存じだと思うのですが、

言葉の純粋な意味は、山に宿っている神の総称です。

また、女性にはおしかりを受けるかもしれませんが、

結婚から年月が経過して口やかましくなった妻のことを

「山の神」とも呼んでいます。

 

スポンサードリンク

 

 

 

△ 箱根駅伝にとって山の神とは △

それでは、箱根駅伝にとっての「山の神」とは何なのでしょうか。

ズバリ:箱根駅伝で最も注目を浴びるのが5区「山の神」なのです。

 

管理人は、いつどこで聞いたか記憶は定かでないのですが、

「5区を制する者は箱根を制す」

という言葉を聞いたことがあります。

 

箱根駅伝が他の駅伝と比べて最も大きな特徴は高低差にあります。

箱根駅伝は片道で約107キロの距離なのですが、

第1区から第4区までは、標高差はあっても

厳しい上り坂や下り坂が延々と続くことはありません。

 

ところが、5区は距離が概ね23キロ。

そして、この距離の中での標高差が約860m。

5区を走る選手は、

小田原中継所から芦ノ湖のゴールまで、

まさに駆け上がるように走るのです。

 

 

多くの選手が激しい登り道で苦労するのですが、

その中に韋駄天のごとく厳しい登りを駆け上がっていく選手がいます。

 

駆けあがる勢いの強さから、その韋駄天選手を

いつしか『山の神』と呼ぶようになりました。

これが箱根駅伝「山の神」のルーツなのです。

ですから、第5区を走る選手がすべて「山の神」ではありません。

第5区を走る選手の中でも驚くような成績を残し、

さらに人々の脳裏に強く印象付けられた選手だけを

「山の神」と呼ぶで讃えています。

 

<箱根駅伝史上3人の山の神は次のページで>